脳卒中



脳卒中とは急に手足がしびれたり、しゃべれなくなったり、意識がなくなったり、あるいはめまいがしたり、激しい頭痛がする発作の総称です。
昔のひとが、これは脳が急に(卒然と)悪い風に当たる(中る)ためにおこる病気と解釈してこのような名前をつけました。
実際には脳の血管が詰まったり(
梗塞) 、あるいは破れたり(出血)して脳の機能が障害されるために生じる病気です。
脳卒中の治療は時間との戦いと言われます。それは脳卒中の有効な治療が出来る時間は極めて限られているということです。
脳は極めてデリケートな器官であるため、血管の病変によって障害を受けた場合、迅速に処置しないとダメージが広がります。